トヨタ車体 TOYOTA AUTO

メディカルムーバーはこれまで当社が携わった医療MaaS(飛沫感染抑制車や、伊那市のオンライン診療車、青森市のヘルスチェック車両)の考えをベースに、トヨタ車体の強みである、商用車や福祉車両などの知見や技術、ノウハウを生かし、医療を満足に受けられない中山間地域や、へき地、離島といった地域の人々に、医療サービスをハコブ事を目的として開発した車両です。

納入事例

トヨタイムズ

どんな場所にも医療を届けたい。
過疎地を、被災地を走る“診察室”

メディカルムーバーがトヨタイムズに特集されました。

秋田県仙北市 西明寺診療所

自治体・医師・看護師の連携と熱意で
患者様に大きな喜びを

仙北市「せんぼく医信電診丸」導入について
メディカルムーバー導入のきっかけは、交通インフラの減少や免許返納等で、移動が困難な市民の方々に対して医療を提供したいという想いからです。地域医療課題を解決するには、自治体だけではなく、医師や看護師の熱意も重要と感じています。導入により市民の皆様に新しい選択肢として通院せずに受診できる医療の在り方を提示できました。今後は、巡回診療や災害時支援、スポーツイベントでの医療サポート等、様々な活用方法を検討しています。

西明寺診療所 市川医師・阿部看護師より
顔なじみの看護師が自宅に来て、画面越しにかかりつけ医と会話を交わす、それだけでも患者にとって大きな安心感になります。自宅に入ってほしくない方、移動や待ち時間に負担を感じる方にとっての喜びは大きく、多くの患者・ご家族が今後も利用を希望されています。看護師も、来院できなかった患者の顔色や表情を直接見られるようになり、導入して良かったと感じています。オンライン訪問診療に一部シフトする事で医師の働き方改革にもつなげていきたいです。

山梨県山梨市 山梨市立牧丘病院

医師の負担減と患者様の安心を叶える
新しい訪問診療の形

山梨市「メディくるYamanashi」導入について
単独の高齢者世帯や中山間地域が多い山梨市では、年間5,000件以上の訪問診療に取り組んでおり、充実した在宅医療が強みとなっています。医療圏の訪問診療のうち、約42%は牧丘病院が実施しており、今回、在宅医療の強化と医師の負担減を目指しメディカルムーバーを導入しました。現在、オンライン訪問診療のスタートに向けて、様々な準備を行っています。

山梨市立牧丘病院 古屋医師より
牧丘病院では、「訪問診療車」に馴染みのない市民の皆様への周知やニーズの把握を目的に、車両を使った健康相談会を行っています。オンライン診療体験の参加者からは“医師とのやりとりが対面に近く、安心感がある”といった声も伺えました。そのほかには、車両を活用した能登半島地震の被災地支援も実施しています。メディカルムーバーの可能性は無限大です。山梨市の皆様の健康に貢献できるよう活用していきたいと考えています。

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